top of page
blog_mv.jpg
blog.png

Blog

良質な眠りがもたらすもの

  • 執筆者の写真: yuuki suzuki
    yuuki suzuki
  • 2021年8月10日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年8月21日


ree

良質な睡眠は、最高の美容法です。


その理由は、


睡眠時には、からだをリカバリーしてくれる成長ホルモンが最も多く分泌されるから。


成人しても、からだは毎日少しずつ生まれ変わり続けているのです。そのサイクルが遅くなってくるとお肌に老化のサインが目立つようになり、寝ても疲れがとれない、代謝が落ちて太りやすい体質になるなどのトラブルが生じるのです。


良く、若い時には28日周期であった肌の入れ替わり周期が40代になると55日になるといったような事を良く耳にされるかと思います。その周期に密接な関係があるのが睡眠の質なのです。


良質な睡眠がとれた翌日は、心身ともにリフレッシュできて、とても気分が良いものです。

でも、その良い気分だけでなく、からだの中でもとても良い連鎖作用が起きている事をご存じでしょうか。


ree

このように睡眠の質とからだ全体の生まれ変わりが密接に関係しているということは、なんとなく理解されていると思いますが、からだ全体の若さに睡眠が密接に関係していることをご存じでしたか。もちろん、免疫機能の向上、疾病治癒の促進など健康にも密接に関係している事は言うまでもありません。

では、どうしたら質の良い睡眠がとれるのでしょうか。



ここからは、睡眠の質をあげるための方法をご紹介しましょう。



基本の生活習慣


1. サーカディアンリズム(概日リズム)を整える

朝、起きたらすぐに陽射しを浴びましょう。

安眠物質・メラトニンの分泌を促進することに繋がります、また相乗効果でメラトニンの分泌が促されるのでイライラしたり気分が落ち込んだりという事が少なくなり穏やかな気分を保ちやすくなります。


2.メラトニンの分泌を妨げないようにする

深夜までブルーライトを凝視することは避けましょう。

パソコン、スマホなどのブルーライトは、メラトニンの分泌を妨げてしまうと言われています。

その原因はメラトニンを分泌する脳の松果体に、ブルーライトを含む明るい光を昼と判断しまうため。

仕事などの関係で、なかなか見るなと言われても難しい方が多数かと思います、せめてライト設定を暗くするようにして画面を凝視する時間を減らしましょう。


3. 体温を整えましょう

ぬるめのバスタブに浸かりましょう。

お風呂に入って体温をあげる事で、入浴後、深部体温の放出が促され、睡眠に入るのに適した体温に整える事ができます。また、バスタブに浸かる事でリラックスし副交感神経が優位にもなりやすいので安眠につながります。夏場はバスソルトに、ミントなどを使い、ごくぬるいお湯につかると湯上りが爽やかです。


4. 寝室の環境を整えましょう

リラックスできる空間作りを。

柔らかな照明(フロアーライト)を置くなどの柔らかな明かりをつけてみるなど、真っ暗な空間よりも暖かみのあるライトが点いている方が、リラックス効果があり、ますから、快眠にために試してみる価値はあります。


リラックスできる好みの香りのアロマオイル(エッセンシャルオイル)を、拡散器などで揮発させるのが理想ですが、オイルを垂らしたコットンをピローケースにはさむなどでも充分芳香浴効果はあります。


*ラベンダー、カモミールジャーマンなどが安眠を促す精油として知られておりますが、自分の好きなアロマオイルなら、どんなものでもOK。自分の好きな香り(100%植物由来の精油)を嗅ぐと、鼻腔の粘膜の嗅毛(嗅覚需要神経)から直接脳内に伝達され、脳内から幸福感を感じる物質が分泌され深いリラックス効果をもたらす作用があると言われています。



5. 消化が良い良質なアミノ酸の摂取量を増やしましょう

アミノ酸スコアの高いタンパク質を一日2食は摂取するように心がけましょう。

ダイエットしているから、面倒くさいから、などという理由で、食事を野菜ばかりにする、パスタや麺類、パン類(炭水化物)ばかりにする、なんていう方は、一日2食はきちんとアミノ酸スコアの高いタンパク質+緑黄色野菜を摂りましょう。

消化が良くアミノ酸スコアが高いタンパク質のお勧めは、サーモン(紅鮭)、ラム肉、卵、鶏肉、です。ほうれん草、人参、ブロッコリー、モロヘイヤ、ピーマンなどの緑黄色野菜と共に摂りましょう。

どうしても夕食の時間が遅くて胃腸に負担がかかる、食事の時間がゆっくり摂れないという方は、バランス良くアミノ酸とビタミン、ミネラル類が配合されている、安眠のためのアミノ酸食品を摂るのも良いと思います。


*GABA(γ-アミノ酪酸)が精神安定効果をもたらし、トリプトファンがメラトニンの分泌を促し、グリシンが末梢血流を増加させ解放熱を促し入眠に最適な状態に深部体温を下げ、テアニンが脳の緊張を緩め、セリンが体内時計を整えて睡眠の質を改善すると言われています。




心地よい眠りはどのような薬や美容法にも勝る魔法です。

一度、より質の良い睡眠を摂るために、いろいろ改善してみては如何でしょうか。

美しく健やかな心身は、あなたをそして周囲の人を幸せな気持ちにさせてくれるものです。


ree

コメント


bottom of page