夜の入浴で体調を整えましょう<深呼吸と精油でリラックス>
- ayumi harada
- 2021年12月1日
- 読了時間: 4分
肌寒い季節になってきましたね。
秋は、暑さもやわらぎ過ごしやすい季節ですが、実は体調不良になりやすい季節です。
なんだか体がだるい・頭痛がする・眠っても疲れがとれない・胃腸の調子が良くないなどありませんか?
秋は、朝晩の気温差が大きく、身体がうまく対応できずに自律神経が乱れてしまうので、体の不調がでてきやすいのです。冷房による体の冷えや夏の暑さによる疲れもあり、また今はコロナ禍でストレスや疲労が蓄積されていますので、以前より不調になりやすいでしょう。
自律神経を整えて体をケアしていく方法は、運動・食事・サウナやアロマトリートメントなどいろいろありますが、今回はすぐに取り入れやすい「夜の入浴」と「深呼吸」そして「香り」についてお話します。
「夜の入浴」とは、就寝前に40℃程度の少しぬるめのお湯にゆっくりと浸かることです。
入浴時間は長い必要はありません。ご自身のちょうど良い時間でよいです。無理に長風呂をしても、続かないばかりか、かえってストレスがかかるのでおススメしません。
余談ですが、私はあまり長くお風呂に入れないので、湯船に浸かっている時間はおそらく10分程度です。私にとって、この10分間がちょうどよい時間で、ゆったりのんびりリラックスできます。
お風呂に浸かると、体温が上がるので代謝が良くなり、身体の芯まで温まるので、筋肉や関節の緊張がほぐれ、肩や腰のコリや痛みが軽減します。また、交感神経を鎮め副交感神経を優位にしてくれるので、リラックスできます。そのため、寝つきが良くなったり眠りが深くなったりして睡眠の質が高まります。
「夜の入浴」の時に一緒にすると良いのが「深呼吸」です。
難しいことはありません。湯船に浸かっているときに、深い呼吸を数回するだけです。
「深呼吸」は、体の細胞を刺激して血流を促進し、ガチガチになっていた体をほぐしてくれます。深く呼吸をすると、副交感神経が優位になりリラックスできます。
凝り固まった脳もほぐれていき、脳がスッキリします。また、深い呼吸は体の免疫や代謝を高めてくれます。
そして、「香り」アロマテラピーです。
「夜の入浴」と「深呼吸」に「香り」をプラスし質を高めましょう。
この「香り」ですが、精油(アロマオイル)のことです。夜の入浴の時に取り入れる精油は、自分が本当に好きな香りを選びましょう。
自分の好きな香りはその人にとって一番リラックスできる香りです。ですので、気持ちが明るくなり、気分良くゆっくりお風呂に浸かることができます。
また、好きな香りがすると、自然と深く息を吸い込もうとしゆったりとした呼吸になります。ナチュラルに意識することなく深呼吸を繰り返し行えます。
好きな香りは、心をほぐしポジティブにしてくれますので、自律神経のバランスを整えて心の安定につながっていきます。
夜のお風呂での芳香浴方法を紹介します。
<手順>
① シャワーを使う前に、バスルームの隅に精油を合計2滴~3滴ドロップします。
② ドロップした精油の場所に熱めのシャワーを数秒かけます。
熱めのシャワーをかけた瞬間から香りが立ち込め、バスルーム全体が好きな香りに包まれます。ラグジュアリーなバスタイムになり、自然と笑みがこぼれてくるはずです。
ぬるめのお風呂に浸かりながら、好きな香りをゆっくり吸い込んでバスタイムを楽しんでみてください。
お風呂からでたときに、体の疲れが軽減し気持ちが軽くなり心が嬉しくなっていることでしょう。心も身体も温まったら、体が冷めないうちにベッドに入り眠りましょうね。
「夜の入浴」「深呼吸」「香り」のトリプルで、乱れていた自律神経を整え体のケアをしていきましょう。
夜の入浴でおすすめの精油を紹介します。参考にしてみてください。
<ラベンダー>
緊張やストレスを緩和させ安眠へと導きます。頭痛や筋肉痛などの痛みをやわらげます。殺菌・消毒作用があります。
<カモミールローマン>
イライラや不安な気持ちなどのネガティブな感情を軽減させ、安眠へと導きます。胃腸の不調や頭痛の緩和をします。
<ローズオットー ・ローズアブソリュート>
ネガティブな感情をほぐし、幸福感をもたらします。ストレスや緊張を緩和させ眠りを促します。
<オレンジスイート>
気分を明るくさせ、心を元気にしてくれます。疲れた心を癒しリラックスさせます。胃腸の調子を整えます。空気清浄作用があります。
※浴室のタイプによっては、シミになることがありますのでご注意の上お使いください。
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